レベル1 / 場面
初めて社員を雇う
雇用契約、社会保険、労働保険など採用時に発生する論点を横断する。
社員を1人雇うと、会社の中に「雇用」という新しい関係が生まれます。給与を決めるだけではなく、労働条件の明示、社会保険、労働保険、雇用保険など複数の制度が同時に動き始めます。
ここは会社運営の中でも、専門領域が一気につながる場面です。
01 重要ポイント
この場面で確認する事項
労働条件は書面等で明示する
賃金、労働時間、契約期間など、法令上明示すべき労働条件があります。
社会保険の資格取得を行う
適用事業所で被保険者になる従業員を採用したら、健康保険・厚生年金の資格取得届につながります。
雇用保険・労働保険も別系統
社会保険とは別に、労働保険の成立や雇用保険の資格取得手続を確認します。
02 手順
実務上の進め方
1. 雇用条件を決めて明示する
給与、勤務時間、休日、契約期間などを確定します。
2. 社会保険の資格を整える
健康保険・厚生年金の対象者について資格取得手続を行います。
3. 労働保険・雇用保険を確認する
会社が初めて労働者を雇う場合は、事業所側の成立手続も含めて確認します。
03 資料要約
参照資料の内容
参照先の内容を要約しています。実際の手続、期限、金額、例外要件を確定する場合は原典を確認してください。
労働基準法等関係 主要様式ダウンロード
労働条件通知書や36協定など、労働基準法関係の主要様式を入手できる厚生労働省の公式ページです。
- 雇用時の労働条件明示に使う様式を確認できる
- 労働時間・就業規則関連の様式もまとまっている
- 実際の提出・交付時は最新様式を使う
従業員を採用したときの資格取得届
従業員を採用した際の健康保険・厚生年金の被保険者資格取得届について、提出時期や電子申請、記入例を確認できる公式手続ページです。
- 採用後の資格取得手続の中心資料
- 被扶養者がいる場合は別手続も関係
- 標準報酬月額が保険料計算の基礎になる
事業主が行う雇用保険の手続
事業主が行う雇用保険の資格取得・喪失・離職関係の手続をまとめた厚生労働省の案内です。
- 採用時は資格取得届
- 退職時は資格喪失届や離職証明書
- 社会保険とは別の制度として管理する
追加で確認できる資料
起業・新規事業者が自社の労働条件・労務管理をセルフチェックし、必要な届出へ進むための公式ツール。
法人が社会保険の適用を受ける際に必要な届出と、資格取得届との関係を確認する。
資格取得・喪失、被扶養者、算定基礎、月額変更、賞与など社会保険事務をまとめて探す入口。
採用時や給与改定時に、勤務地の最新最低賃金を必ず確認するための公式一覧。
労働者を1人でも雇用した場合に労働保険の手続が必要になる、という出発点を公式情報で押さえる。
法定労働時間を超えて時間外・休日労働をさせる場合の36協定届の様式と記載例を確認する。
従業員が増えた会社で就業規則に何を定めるか、公式モデルと解説を参照する。
雇用保険の適用要件、提出期限、添付書類、資格取得・喪失の記入例をまとめて確認する。
資格取得・喪失、算定基礎、月額変更、賞与等の届書を無料で作成・申請する公式ツールを知る。
資格取得・喪失、算定基礎、月額変更、賞与など主要届書の電子申請入力例を確認する。
社員の家族を健康保険の被扶養者に入れる・外す場面の届出と添付書類を確認する。
労働条件、賃金、労働時間、解雇、就業規則などの根拠条文を原文で確認する。